染織
まいだ ひとし
日本工芸会正会員
1974年生


加賀友禅は「加賀五彩」と呼ばれる多彩な色調と、絵画的な文様表現を特徴とする染色技法です。私はその伝統を土台に、自然の情景や現象を幾何学的に捉え、通常は輪郭線となる糸目糊そのものを点や線として用いてモチーフを描いています。重ね染めや刷毛染を組み合わせながら、加賀友禅の技法による新たな造形表現を探求しています。
~飛鳥クルーズのお客様へ~
加賀友禅の伝統を受け継ぎながら、自然から受けた感動を新たな表現へと展開しながら制作しています。着物の制作で育まれてきた色彩や余白、手仕事による繊細な美しさを、今の作品につなげていきたいと考えています。


経歴
1974
石川県金沢市に生まれる
1998
父 毎田健治に師事
2000
加賀友禅技術保存会展 新人賞
加賀友禅新作競技会 金沢市長賞
2015
金沢市工芸展 金沢市長最優秀賞
2017
第58回 石川の伝統工芸展 奨励賞
2018
第65回 日本伝統工芸展 入選(以降連続入選)
2023
金沢市文化活動賞
2024
第八十回現代美術展 美術文化準大賞

連なる波と、その先に現れるクジラをモチーフにした友禅ガラス作品です。
波は通常の友禅では文様の輪郭線を描く糸目糊を点描として用い、水の動きや広がりを表現しています。白山紬の生地を手描き友禅で染め、熱風炉でガラスと一体化させました。
染めと水洗いを幾度も繰り返すことで青に深みを重ね、海の中に生まれる光や水の表情を描いています。
海から姿を見せるクジラの尾は、幸運の象徴ともいわれます。絶えず続いていく波とともに、海の豊かさや生命の力、そして幸運への願いを込めました。
制作年
2025
サイズ
幅 32.0cm × 奥行 1.4cm × 高さ 23.0cm
素材
絹、ガラス
技法
手描き友禅
展示場所

取り扱い方法
ガラス作品のため、強い衝撃や落下には十分ご注意ください。設置・取り外しの際は、金属製の台座との接触でガラスを傷つけないよう、慎重にお取り扱いください。
作品には紫外線の影響を抑える加工が施されていますが、強い光に長時間さらされると退色する可能性がございます。
オンラインショップ「ARTerrace」へリンクします
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