金工
なかがわ まもる
人間国宝
重要無形文化財保持者
日本工芸会参与
1947年生
ステータス
重要無形文化財「彫金」保持者
金沢に伝承されている加賀象嵌を用いて作品を制作しています。加賀象嵌は、平象嵌の本象嵌を得意としています。0.3cm~1.8cmまでタガネで彫り、別の金属をはめ込みます。現在は、日本だけでなく海外にも作品を出しています。
経歴
1947
石川県金沢市に生まれる
1971
金沢美術工芸大学産業美術学科卒業
1974
加賀象嵌の高橋介州先生に師事
2001
第48回日本伝統工芸展「日本工芸会保持社賞」受賞
2003
第50回日本伝統工芸展「日本工芸会保持社賞」受賞
2004
重要無形文化財「彫金」の保持者に認定
2008
SOFA展出品(ニューヨーク)、メトロポリタン美術館に作品所蔵(ニューヨーク)
2009
紫綬褒章受章
2010
大英博物館に作品所蔵(ロンドン)
2017
アジア・アートフェアに出展(ニューヨーク)
2020
瑞宝中綬章受章
2021
メトロポリタン美術館に作品所蔵 日本の金工展開催
2023
「中川衛」美しき金工ちデザイン展開催(パナソニック汐留美術館)
江戸時代から伝わる加賀象嵌(平象嵌)という技法を用いた作品。
金属の研磨による象嵌の光沢が一番のポイントです。鴛鴦なのでオスは香合(金属)、メスは香盆に蒔絵で描いており、1対でご使用ください。
サイズ
幅 11.0cm、高 7.0cm
技法
加賀象嵌
展示場所
和室 「游仙」(11デッキ)
取り扱い方法
乾き布で軽くふいてください。
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