陶芸
いのうえ まんじ
人間国宝
重要無形文化財保持者
日本工芸会参与
1929年生
ステータス
重要無形文化財「白磁」保持者
元来有田の磁器は、染付・赤絵による加飾が伝統として今日まで産業美術品としてきました。しかし私は、あえて加飾を行わず(最小限にとどめる)白磁の凛とした形・技・感覚と心で作品を生み出しています。
~飛鳥クルーズのお客様へ~
古来日本には、幾多の工芸があります。その尊い伝統技術を受継ぎ、また自身の感覚で生み出した現代の作家の想いを作品を通じて感じて頂ければ幸いです。
経歴
1929
佐賀県有田町生まれる
1967
九州山口陶磁展 文部大臣奨励賞2回
1968
日本伝統工芸展初入選
1969
ペンシルバニア州立大学美術学科で派遣教授として作陶指導、1976年迄に4回指導渡米
1979
労働大臣表彰 現代の名工として
1983
ニューメキシコ州立大学美術学部にて美術指導のため2017年迄に20回渡米、現在美術教育学部教授
1986
佐賀県芸術文化功労賞
1987
日本伝統工芸展文部大臣賞受賞
1988
内閣総理大臣と芸術を語る会招待
1993
佐賀県県政功労賞
1995
重要無形文化財「白磁」の保持者に認定
1997
紫綬褒章受章
2002
西日本文化賞受賞
2003
旭日中綬章受章
現在
有田町名誉町民
客船での展示とのことで、海をイメージした作品を選出しました。
鳴門の渦をモチーフにして作成した作品です。
この作品は、一分のくるいもなくロクロで成形し、その後表面から渦を彫り出します。
とても時間と技術が必要とされる作品です。
工芸は用と美を共有したもので、美として飾り、また用としてお香を焚いたり、ポプリなどを入れて楽しんだりしていただければと思います。
サイズ
径 12.0cm、高 12.5cm
素材
磁器
技法
ろくろ
展示場所
イー・スクエア内通路側(11デッキ)
取り扱い方法
磁器で壊れやすい為、他の物とひどく接触したり落としたりしないようにお取扱いを慎重にお願い致します。
サイズ
径 13.0cm、高 11.0cm
素材
磁器
技法
轆轤
展示場所
和洋スイート(10デッキ)
取り扱い方法
磁器は壊れやすいため、他の物とひどく接触したり落としたりしないようにお取り扱いは慎重にお願いいたします。
サイズ
(徳利)径 9.0cm、高 11.4cm
(ぐい呑)径 6.5cm、高 5.0cm
展示場所
2022年~2023年展示
※現在は展示していません。
オンラインショップ「ARTerrace」へリンクします
※掲載の作品は展示場所の変更ならびに展示終了となる場合があります。
※「ARTerrace」とは、日本の伝統工芸を世界と未来に繋ぐために、
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