金工
おくむら こうき
日本工芸会正会員
1950年生
4C、7C、13C、15C、17Cの金工品の復元を通じ 古代より受け継がれた技術を現代に活かし作品作りをしています。飛鳥Ⅱにご乗船のお客様に金工を身近に感じて頂ければとの思いで 技法の違いが解りやすい作品を選びました。
経歴
1975
武蔵野美術大学卒業
1995
第25回伝統工芸日本金工展 鉄地象嵌小匣 朝日新聞社賞受賞
1995
第42回日本伝統工芸展「鉄地象嵌香匣」文部大臣賞受賞 文化庁買上
1998
四谷・聖イグナチオ教会 主聖堂及びザビエル聖堂 聖櫃制作
1999
パリにて日本の工芸「今」100選展 しろがねの香箱、鍛銀象嵌香爐「天空へ」出品
2004
サントリー美術館蔵 国宝浮線綾螺鈿蒔絵手箱 紐金具復元 輪島漆芸技術研修所蔵
2006
石上神宮蔵 国宝 七支刀復元 石上神宮に奉納
2007
第36回伝統工芸日本金工展 朧銀地小匣「夢」文化庁長官賞受賞
2010
MOA美術館 21世紀の伝統工芸 -世界の眼- 朧銀地金鏤匣「羽音」審査員特別賞受賞
2012
第52回東日本伝統工芸展 鉄地象嵌小匣 「離れ」東京都知事賞受賞
2016
第45回伝統工芸日本金工展 しろがね小匣「渡海」宗桂会賞受賞
2017
第57回東日本伝統工芸展 朧銀地象嵌匣「丁夜」東京都知事賞受賞
2017
陸前高田市立博物館蔵 金銅装双塔文笈 修復(東日本大震災被災文化財)(2021.3完成)
地金は銅と銀の合金の四分一で、特色であるグレーの色合いを、炭研ぎと色揚げで発色させている。生命の生成、創造、再生を表したスラカベをモチーフにしました。
サイズ
8.5cm、6.5cm、高 8.0cm
素材
四分一、金、銀
技法
布目象嵌、魚々子象嵌
展示場所
右舷後方通路(6デッキ)
忘れかけている日本のこころを取り戻してほしく、作品のテーマにしました。
サイズ
22.0cm、16.0cm、高 12.0cm
素材
銀、銅、金箔
技法
鋤出し彫、透かし彫
展示場所
2022年~2023年展示
※現在は展示していません。
暗闇の天空から舞い降りる雪の音に気付いてほしく、作品のテーマにしました。
サイズ
10.0cm、19.5cm、高 11.0cm
素材
銀、黒味銅
展示場所
2022年~2023年展示
※現在は展示していません。
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