木竹工
かわきた ひろひこ
日本工芸会正会員
1962年生
在住の石川県加賀市山中温泉は温泉と山中漆器の生産地として栄えております。450年ほど前、木地師が隣の福井県から山中温泉の奥山に移り住み活動していました。下流の山中温泉に器物が流れてきたことから奥山の木地師が発見され、呼び寄せ、温泉客の土産物を生産し、その後京都、会津から職人を寄せ現在に発展してきました。山中の木地師はそれぞれの時代に名工が色々な技術を発明し、現在再現できない技法もございます。地元の活動でも毎年、新作展として新しい技術、技法を加えた作品を発表し各工人の腕試しの場でもあります。このような環境の中で職人は確かな技術があり、全国からの色々な器物の注文に対応しており、川北家も職人木地師の基、木工芸作家としてのオリジナル作品を制作し発表しております。独自の技法では、轆轤挽物の器物に多辺偏芯加飾挽と多辺偏芯透かし挽がございます。
経歴
1982
金城短期大学美術学科卒業
1993
第四十回日本伝統工芸展より出品、石川県伝統工芸展初出品奨励賞(以降、同展受賞多数)
1995
第一回兼六園大茶会工芸公募展北国新聞社長賞(以降、同展受賞多数)
1996
日本工芸会正会員認定
2000
第九回伝統工芸木竹展日本工芸会賞
2002
第四十九回日本伝統工芸展日本工芸会奨励賞
2004
第五十一回日本伝統工芸展日本工芸会奨励賞
2005
第十回伝統工芸木竹展日本工芸会賞、第五十二回日本伝統工芸展日本工芸会奨励賞、国際漆展・石川2005特別賞
2006
第十五回MOA岡田茂吉賞優秀賞
2009
京都西本願寺御影堂古材記念品制作、第六十五回現代美術展委嘱賞受賞
2013
第六十回日本伝統工芸展特待出品、工芸からKOGEIへ展出品 国立近代美術館工芸館
2016
第七十二回現代美術展美術文化優秀賞
2019
「クリエイションの未来展」宮田亮平監修企画「工藝」とは・・・出品
2021
第六十八回日本伝統工芸展 欅造合子「天」宮内庁買上
作品の形態に合う加飾として、フチの内と足に文様筋を付けています。
サイズ
径 22.8cm、高 17.1cm
素材
桜
技法
挽物
展示場所
リドガーデン右舷(11デッキ)
木の工芸品として木の表情を生かした用と美に触れていただければと思います。玄関や食卓テーブルでお気に入りの物としてご使用いただけると幸いです。
サイズ
径 11.6cm、高 11.6cm
素材
神代欅
技法
挽物
展示場所
2022年~2023年展示
※現在は展示していません。
木の工芸品として木の表情を生かした用と美に触れていただければと思います。ご自宅や、酒宴では持ち出してお気に入りの物としてご使用いただけると幸いです。
サイズ
径 7.0cm、高 6.8cm
素材
桑
技法
挽物
展示場所
2022年~2023年展示
※現在は展示していません。
取り扱い方法
洗剤使用も可能。水でのつけ置きや食洗機はご遠慮ください。
木の工芸品として木の表情を生かした用と美に触れていただければと思います。ご自宅や、酒宴では持ち出してお気に入りの物としてご使用いただけると幸いです。
サイズ
径 6.3cm、高 5.6cm
素材
松
技法
挽物
展示場所
2022年~2023年展示
※現在は展示していません。
取り扱い方法
洗剤使用も可能。水でのつけ置きや食洗機はご遠慮ください。
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