陶芸
すずき たけし
日本工芸会正会員
1971年生
志野釉を使用した作品をメインに制作しています。父が志野の無形文化財保持者であり、学んだことを受け継ぎ私なりの新しい現代の感覚を求めて制作しています。
日本の工芸は世界に先駆けて抽象的な感覚を表現してきた歴史があります。作品の質感やフォルムなどから感じたことを手掛かりにイメージを膨らませることで、目で見た情報以上に心の中で広い世界を感じることができるのではないかと考えています。
経歴
1971
岐阜県多治見市市之倉町に生まれる
1997
京都市工業試験場専科修了
2005
第52回日本伝統工芸展初入選
2007
第38回東海伝統工芸展初入選
2009
日本工芸会正会員認定
2015
第46回東海伝統工芸展「名古屋市長賞」受賞
第6回菊池ビエンナーレ展入選
2016
第47回東海伝統工芸展「NHK名古屋放送局長賞」受賞
2019
第25回日本陶芸展「優秀作品賞・毎日新聞社賞」受賞
岐阜県伝統文化継承者表彰 功績者表彰
2021
笠間陶芸大賞展入選
2024
第55回東海伝統工芸展「東濃信用金庫賞」受賞
力強いフォルムや質感で、素材である土の質感を生かして大地をイメージさせています。
伝統的焼き物である志野の技法を使用しています。長時間焼くため陶器特有の土を感じせせる素材感が出やすいです。長時間焼成で釉薬の表面に火色と呼ぶオレンジ色の部分が現れますが、これを焼成でコントロールするのが難しいです。
日々の生活の中で花を生けたり、そのまま飾ったりして、楽しんでもらえたら嬉しいです。
サイズ
奥行 19.9cm、幅 19.9cm、高さ 17cm
素材
陶器
技法
志野
展示場所
取り扱い方法
陶器なので少し給水性があります。最初は漏れるかどうか注意が必要です。水を入れて使用した後はよく乾かしてから仕舞うことをお勧めします。
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※掲載の作品は展示場所の変更ならびに展示終了となる場合があります。
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