陶芸
たかはし なみ
日本工芸会正会員
私の作品は鋳込みです。ロクロ成形では作れない、アンシンメトリーな世界を表現しています。360度見え方が異なります。彫刻のような感覚で制作しています。
作品が生活の中で、心を豊かにするものであることを願っております。
作り手として、日々努力していく所存でございます。
経歴
1997
武蔵野美術⼤学短期学部専攻科(陶磁コース)卒業
1997~99
ファエンツァ国⽴陶芸美術学校在籍(イタリア)
2016
第63回日本伝統工芸展新人賞受賞(同,2017,18,19,20,21,22,23,24,25年入選)
「近代工芸と茶の湯Ⅱ」東京国立近代美術館工芸館
2017
第42回日本陶芸展茨城県陶芸美術館賞受賞
2018
第11回現代茶陶展TOKI織部大賞受賞
2019
第14回パラミタ陶芸大賞展(パラミタミュージアム・三重 )
2021
「近代工芸と茶の湯のうつわ―四季のしつらい―」国立工芸館
2022
「未来へつなぐ陶芸 - 伝統工芸のチカラ 展」パナソニック美術館・全国巡回
「The Fourth Dimensionうつわの未来へ」 益子陶芸美術館
2023
「陶芸の進行形」菊池寛記念 智美術館
2024
第16回現代茶陶展TOKI織部優秀賞受賞
2025
TOOL OR ART(EXPO2025 大阪・関西万博)
堺市・茶会(EXPO2025 大阪・関西万博)
自然界が作り上げた植物の実や種などの美しい造形に惹かれています。左右非対称のフォルムと曲線、白磁の凛とした緊張感を感じ取っていただければ幸いです。
白磁は、ちょっとした面の歪みや曲線の歪みを誤魔化すことが出来ません。
美しく緊張感のあるフォルムと曲線を目指して、丁寧に磨き整えています。
そのまま飾っていただき、造形と陰影を楽しんでいただいても良いですし、植物を生けていただいても良いと思います。造形的にとても個性的ですが、白磁の陰影は植物の邪魔をすることなく、お花を引き立ててくれます。個人的に、自然光での白磁の陰影が一番美しいと思います。
サイズ
奥行 17cm、幅 17cm、高さ 20cm
素材
磁土
技法
鋳込み
展示場所
取り扱い方法
素材は磁土なので、汚れや液体などを吸収しません。もし表面が汚れてしまいましたら、メラニンフォームに水を含ませて擦っていただくと、すぐ汚れが落ちます。または、漂白剤に浸していただいても大丈夫です。
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