漆芸
やぶうち えみ
日本工芸会正会員
1980年生
私は感動を受けた風景を作品のモチーフにしています。香川漆芸の蒟醬の特徴である色彩豊かな表現を用い、その時に感じた空気や光、風、音、匂いなど目には見えないものを作品に込めて制作しています。
~飛鳥クルーズのお客様へ~
船上という特別な場所、特別な旅で出会った日本文化に是非触れてみてください。思い出の一部として心の中に持ち帰って頂ければ幸いです。
この出会いをきっかけに工芸をもっと身近に感じて頂き、皆様と繋がることができれば嬉しいです。
経歴
2004
愛知教育大学教育学部生涯教育課程造形文化コース漆専攻卒業・卒業制作優秀賞受賞
2008
香川県漆芸研究所研究員課程修了
2013
第60回日本伝統工芸展朝日新聞社賞受賞
2014
第19回MOA岡田茂吉賞新人賞の部招待出品(MOA美術館)
平成25年度香川県文化芸術新人賞受賞
2016
香川漆芸美術展(香川県立ミュージアム)
国際現代漆アート展覧会(韓国)
2017
香川漆芸作家展(東京国際フォーラムアートショップ)
2018
URUSHI伝統と革新展(石川県立美術館、横浜そごう美術館、MOA美術館)
2019
アジア太平洋漆芸美術×地方創生シンポジウム参加(台湾)
2020
特別展「現代漆芸2020」(金沢市立安江金箔工芸館)
2021
特別展「表現する漆」(中村記念美術館)
2022
「工芸の美-金属と漆-展」(イセ株式会社)
牡丹の蕾に夜露が光る様子をイメージし制作しました。花開こうと力を蓄えた生命力を表現した作品です。
サイズ
径 19.5cm、高 19.5cm
素材
銅(鍛金)
技法
蒟醬
展示場所
リドガーデン右舷(11デッキ)
桜をモチーフにした作品です。蒟醬(きんま)という香川漆芸の技法を用いて表現しています。桜のシルエットを残して背景を彫り、彫った部分に青い色漆を20回以上埋めています。その色漆の層を研ぎ出して表れる複雑な斑文が蒟醬ならではの表現です。水指は茶道のお道具ですがそのことにこだわらず、飾ったり、器として使ったり、自由に愛でていただければと思います。
サイズ
径 17.2cm、高 19.3cm
素材
麻布
技法
蒟醬・乾漆
展示場所
2022年~2023年展示
※現在は展示していません。
取り扱い方法
直射日光は避けてご使用ください。
オンラインショップ「ARTerrace」へリンクします
※掲載の作品は展示場所の変更ならびに展示終了となる場合があります。
※「ARTerrace」とは、日本の伝統工芸を世界と未来に繋ぐために、
重要無形文化財保持者(人間国宝)を含む
伝統工芸作家の作品を販売するオンラインショップです。