日本工芸会×飛鳥クルーズ 日本の至美と感動をつなぐ – 伝えたい感動がある 飛鳥クルーズ(世界一周クルーズ他)

ASUKA CRUISE

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~工房探訪~ Vol.6 松本 育祥

2024.01.25

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作家情報

「たとえば、奈良の大仏もできますよ。」と話す、松本氏。
どんな形でも、どんな大きさでも作ろうとすれば、作ることができるのが金工(金属工芸)の面白さだそう。

 

鋳型を作り、高温で溶解させた金属を鋳型に注ぎ込む。松本氏の工房では、主に砂型とよばれる鋳型を使い、酒杯から会社の看板、工芸作品まで制作しています。

 

作品を制作する上で一番大事なものは、鋳型と砂。きれいな鋳型と砂がすばらしい作品を生み、砂は鰻屋さんのタレのように使い続けたものでないと良い作品はできないため、継ぎ足ししながら、使い続けています。溶けた金属を「湯」と呼び、湯面(ゆづら)の模様が綺麗に出ていると素敵な景色を見ているように感じるそうです。

 

松本氏の西日暮里の工房は一般の方向けに金工体験ができるようになっています。湯面を見に出かけてみてはいかがでしょうか。

 

<堀川鋳金所>
ホームページ:https://www7b.biglobe.ne.jp/~horikawaimoji/index.html

 

※2024年2月以降の作品入替後、松本氏の作品が飛鳥Ⅱ船内に展示される予定です。

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